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>>>>>メルマガ「こんぱす」2014.12月号<<<< ~グローバルリスクへの対応
2014.12.22(Vol.067)
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こんにちは、メルマガ 「こんぱす」です。
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中国事情~上海の風Ⅱ ■ 第66 回 □
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☆皆さんこんにちは、中国保険ブローカーの嶋倉です。
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今月は次のテーマでお送りします。
「中国語を話す」
中国語って難しいイメージありませんか?
実際、勉強してみるとかなり難しいです。私も中国に全部で4年半ほどいて、当然日常会話はできるのですが、更に深い会話ができるレベルには至っていません。
ではなぜそこまで難しく〝感じる〟のでしょうか。
まず、外国人が日本語を勉強する場合を考えてみましょう。
日本で生活している外国人の多くはかなり流暢な日本語を話します。もちろん一生懸命勉強した上で話せるようになったのでしょうが、日本はかなり特殊な国だということを忘れてはいけません。日本にいると気がつきませんが、日本人は国内では異常なぐらい日本語しか話しません。
社内の公用語が英語だという企業はどの程度あるのでしょうか。
先進国の中で英語を話さない日本は「異質」です。
しかし、その「異質」さは外国人が日本語を勉強する上では非常に役に立っています。
言語を学ぶ上で一番の近道はとにかく現地の人と話すことです。その点で現地の人が現地の言葉しか話さないという環境は非常に理想的です。
そして、外国人もわからなくなったら英語を話すという逃げ道を与えてもらえない分、日本語の取得は早くなるわけです。
加えて、もう一つ重要なポイントがあります。
それは日本人の「聞く姿勢」です。ほとんどの人がそうだと思いますが、外国人と日本語で会話をするときに、相手が
何を伝えようとしているかを一生懸命考えながら話を聞いていると思います。
その結果、文脈や発音、イントネーションがめちゃくちゃであっても、単語が間違っていても、相手の意図を察することができます。
以上のように日本語は非常に習得しやすい言語だと言えます。
では中国語はどうでしょうか。
まず、日本人は先ほど挙げた「異質さ」が体に染みついているので、日本語を話せる中国人を見つけると(私を含めて)日本語でばかり話してしまします。これでは相手の日本語ばかり上達し、自分の中国語はいつまで経っても上達しません。
そして先ほどの「聞く姿勢」は中国人にはほとんどありません。
「聞く姿勢」が無いので中途半端な中国語では自分の意図を伝えることはできません。
ではどうしたら良いのか。
答えは簡単です。
「聞く姿勢」無い人には無理やり「聞く姿勢に」になってもらえばいいのです。
例えばタクシーで行先を伝えるときに、頑なにわからないという姿勢を貫いてくる運転手がいます。携帯などで行先を見せることもできますが、私は絶対にその方法は取りません。
なぜなら、私は自分の発音(四声を含む)が絶対に間違っていない確信があるからです。(知らない場所は予め発音を調べてから
行きます。)
故にそういった場合はあえて大声で行先を連呼します。
そうするとさすがに運転手も何を言っているのかを頭を使って考え始めます。その結果、ほとんどの場合、行先は伝わります。
余談ですが、タクシーの運転手の発音がおかしい場合も多く、間違った(或は癖のある)イントネーションで覚えているため、伝わらないこともあるようです。
その他の場面でも同様のことが言えます。
ですので、私は極力中国語を話すときは、迷っている様子も見せず、聞き取れないのは相手が悪いぐらいの態度で話しています。ちょっと乱暴な方法ですが、そうした方が相手も「聞く姿勢」を作ってくれて、意思疎通がし易くなるからです。
つまり、通じないかもしれないという「恐れ」が一番の障害になるということです。日本人は基本的に日本語しか話しませんので、みんな海外に出てから一番困るのがこの問題だと思います。
いくら単語を勉強しても、この「恐れ」を克服して自信を持たなければ通じるものも通じません。
もちろん、一生懸命勉強をして、ボキャブラリーを増やすことが必須ですが、自分の話せる言葉は自信を持って話してみましょう。
そうすれば、言葉が通じるという喜びを感じることができると思います。
それでは今月はこのあたりで失礼します。
皆さん良いお年を~
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「北京の地下鉄。ラッシュ時は更に多いです。」
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