そんな書き方では伝わりません。 そろそろ、わかりにくい説明をやめませんか?
●取説のグローバルスタンダード
PL 法では、製品の欠陥によって損害が生じた場合の損害賠償責任について定めています。製品の
欠陥には取扱説明書の表示不備が含まれ、そのためか、製品の取扱説明書(取説)は、とりわけ
企業のディフェンスツールとして位置づけられる傾向があります。
しかし、グローバルスタンダードでは、製品のリスク低減方策は、第一に安全な製品を設計する
こととされており、取扱説明書などへの表示によるリスク低減方策は、最後の手段となっています。
つまり、リスクがあれば取扱説明書などへの表示すればよい、というわけではありません。
欠陥には取扱説明書の表示不備が含まれ、そのためか、製品の取扱説明書(取説)は、とりわけ
企業のディフェンスツールとして位置づけられる傾向があります。
しかし、グローバルスタンダードでは、製品のリスク低減方策は、第一に安全な製品を設計する
こととされており、取扱説明書などへの表示によるリスク低減方策は、最後の手段となっています。
つまり、リスクがあれば取扱説明書などへの表示すればよい、というわけではありません。
●「伝わらない」リスクの大きさ
また、「わかりやすく伝える技術」を学ぶ機会が少ない日本では、わかりやすい取説を作ろうと
努力しても、わかりにくくなりがちです。
設計段階で取り除けない製品の危険については、取扱説明書や安全ラベルなどの表示でユーザー
に伝えなければなりませんが、ユーザーが、「やるべきこと」や「してはいけないこと」を正しく
理解できなければ、ユーザーは危険にさらされることになります。したがって、「わかりやすさ」
というのは、ユーザーの安全に大きく関係しているといえます。「わかりやすく伝える技術」を
身に付けることが、リスクマネジメントの一環として求められるのではないでしょうか。
努力しても、わかりにくくなりがちです。
設計段階で取り除けない製品の危険については、取扱説明書や安全ラベルなどの表示でユーザー
に伝えなければなりませんが、ユーザーが、「やるべきこと」や「してはいけないこと」を正しく
理解できなければ、ユーザーは危険にさらされることになります。したがって、「わかりやすさ」
というのは、ユーザーの安全に大きく関係しているといえます。「わかりやすく伝える技術」を
身に付けることが、リスクマネジメントの一環として求められるのではないでしょうか。
セミナー講師紹介
講師:山口 純治 氏
所属:株式会社ダイテック コミュニケーションデザイン事業部
製品マニュアル、商品プロモーション、ブランディング、販売店や社員トレーニングなど、あらゆる情報伝達の問題を改善するアドバイザーとして幅広く活躍。各種セミナー、トレーニング、コンサルティングサービスなどを数百社の企業に提供している。
■マニュアル制作の専門会社である株式会社ダイテックにて、約 20 年にわたり各社製品のパーツカタログやマニュアルなどの技術資料制作およびその指導に携わる。
■2003 年に横浜オフィスの責任者となり関東での事業を拡大するととも、マニュアル診断事業を立ち上げ、さまざまな業界のメーカーに技術資料のコンサルティングを提供する。その後、自動車事業部の事業部長に就任し、横浜・東京・広島にある 4 つのドキュメントセンターを統括。
■2009 年から 2011 年まで、富士重工業株式会社と株式会社大興(ダイテックの親会社)が出資して設立したマニュアル制作会社、スバル・インテリジェント・サービス株式会社に出向。「マニュアル改善」のセミナー講師、コンサルテーション、伝わるマニュアルの啓発活動を推進した。
セミナープログラム詳細
タイトル |
取説はなぜ読む気にならないのか? |
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タイムスケジュール | ||
10:00 | 開会の挨拶 | |
【第一章】 取説はなぜ分かりにくくなるのか |
1. 取説の役割ってナンだろう 2. 製品安全対策の考え方 3. 日本における「伝える技術」 4.ユーザー中心設計を目指して →日本人は分かりやすく伝える技術を学ぶ機会がない |
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【第二章】 取説を作る前にしておくこと |
1. 情報をしっかりと収集する 2. 取説のコンセプトや制作方針を企画する 3. 取説の記載内容を決定する →段取り八分! 設計図なくば良い製品(取説)は作れない |
|
【第三章】 読み手はどうやって理解しているのか |
1. コミュニケーションの原理原則を知ろう 2. メンタルモデルとは 3. メンタルモデルに配慮した情報の出し方 →人はいとも簡単に誤解する。認知メカニズムに配慮した情報伝達のコツを学ぶ |
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12:00~13:00 | お昼休憩(1 時間) | |
【第四章】 伝える技術!伝わる表現! |
1. テクニカルライティングとは 2. わかる、伝わる、文章の書き方 3. 理解を助ける、ビジュアル表現 →これで伝わる!テクニカルライティングの技術を学ぶ |
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【第五章】 注意・警告文でリスクヘッジ |
1. なぜ注意・警告文がいるのか 2. 危険を伝える、注意・警告文の書き方 →残留リスクは指示警告で伝えて、ユーザーの安全を守る |
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15:10~15:30 | 質疑応答 | |
15:40~ | 個別無料相談(要事前予約/1 社 10 分程度) |
セミナー概要
セミナー開催情報(NPO法人セフティマネジメント協会) | |
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取説はなぜ読む気にならないのか? 「伝わる取説」の作り方講座【実践編】 当日無料相談会 + 後日 1 時間の無料相談チケット付き |
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○開催日時 | 2013年3月8日(金) 10:00~15:30 (受付 9:30) ※ 15:40 から事前予約の限定 3 社に対して「取説」無料相談会(1 社 10 分程度) *先着順となります ( 必要に応じて貴社の「取説」をご持参下さい) [特別キャンペーン] GB 規格 1時間無料相談チケットをご提供します。(希望者のみ) 講師の事務所での無料相談となります。(チケットは 3 月 29 日まで使用可能) 場所: 〒101-0047 東京都千代田区内神田 2 丁目 15 番 4 号 司ビル 6 階 |
○場 所 | 機械工具会館 3F 会議室 東京都港区芝 5-14-15 TEL: 03-3451-5553 http://www.k-kaikan.co.jp/access.html |
○参加費用 | 一般参加企業 1 名/14,000 円 協会会員 1 名/10,000 円 |
○申込及び 支払方法 |
参加申込書を、セフティマネジメント協会事務局へ FAX にてご送付ください。 参加費は、申込書が到着後、請求書をお送り致しますので、指定の口座へお振込み ください。 |
○定 員 | 30名(申込み順) |
○お問合せ先 | NPO 法人セフティマネジメント協会 TEL:03-5614-4752 FAX:03-5614-4477 (担当:白田・高盛) |