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>>>> メルマガ「こんぱす」2014.5月号 <<<< ~グローバルリスクへの対応

    2014.5.12(Vol.060)

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    こんにちは、メルマガ 「こんぱす」です。

                 https://www.npo-safety.org/

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【 セミナー情報 】

■5月セミナー(東京会場) 開催日:5月21日(水)

これだけは押さえておきたい“中国リスク”回避の考え方
中国市場向け『取扱説明書』作成のポイント

お申込みは→https://www.npo-safety.org/schedule_detail/2014/schedule_0521.html

■概要

製品の取扱説明書に対する中国の法律やGB企画の要求事項について、日系企業は正しい
情報を入手することが難しいのが現状です。正しい情報を知らないことによって、中国での
事業が困難になる恐れがあります。法律やGB規格への対応が不十分であれば、訴訟・賠償
リスクの恐れが生じます。
このセミナーでは、中国の法律やGB規格が、製品の取扱説明書に対して何を要求している
のか、どのように対策すればよいか、というポイントを事例を交えながら、分かりやすく解説しています。

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■6月セミナー(名古屋会場) 開催日:6月12日(木)

「伝わる取説」の作り方講座【実践編】セミナー

(取説はなぜ読む気にならないのか?)

お申込みは→https://www.npo-safety.org/schedule_detail/2014/schedule_0612.html

■概要

PL法では、製品の欠陥によって損害が生じた場合の損害賠償責任について定めています。
製品の 欠陥には取扱説明書の表示不備が含まれており、製品の取扱説明書は、とりわけ
企業のディフェンスツールとして位置づけられる傾向があります。
しかし、国際規格(ISO/IEC)では、製品のリスク低減方策は、第一に安全な製品を設計する
こととされており、取扱説明書などへの表示によるリスク低減方策は、最後の手段となって
います。また、取扱説明書の構成、内容、表示方法などについて詳細にした国際規格があり
消費者保護の観点で遵守が求められています。
このセミナーでは、取扱説明書に対する各種法令や国際規格などの要求事項、認知心理学の視点
での「分かりやすさ」について学びます。

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 中国事情~上海の風Ⅱ   ■ 第59 回 □

            http://www.captain-inc.com/chugoku.html

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☆皆さんこんにちは、中国保険ブローカーの嶋倉です。

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今月は次のテーマでお送りします。

「接客(サービス)」

私が初めて上海に来たのは2006年でした。その頃の中国はまさに経済成長の真っただ中で、
最も勢いのあった時期でした。その後、オリンピックと万国博覧会を成功させ、現在も発展し続
けています。そして、当時と比べて少しずつ変わり始めているのが、今月のテーマである「接客
(サービス)」です。

初めてその光景を見たときの衝撃は忘れられません。上海へ来て、初めてスーパーで買い
物をしたときの話です。会計をしようとレジに並んでいると、レジ打ちのおばちゃんがヒマワリの
種を食べながら仕事をしていました。しかも、その殻は全て床に捨てていました。自分の順番に
なり商品を渡し、代金を支払うと、御釣りを台の上に捨てるかのように投げられました。それは
日本にいたときにテレビやインターネットを通して伝わってきていた光景そのもので、初めての
“中国”を体感したのと同時に、日本のサービス水準の高さを知った瞬間でした。

中国では一部高級なレストランを除いてはスタッフのサービス水準は決して高いとは言えま
せん。お客が来ても壁にもたれかかったままで、お客の言ったことを覚えていないなんて日常
茶飯事です。スタッフを呼ぼうとしても、彼らはお客の動きに全く注意していないので、こちらに
気づいてもらうためにはかなり大きな声で呼ばなくてはなりません。残念ながらこれが「中国の
サービス」の現状です。

しかし、経済の発展とともに、少しずつではありますが、「サービス」にも変化が起きています。
先日、中国の火鍋が食べたいという出張者の希望を叶えるため、上海人の友人にいくつか
お店を紹介してもらい、サービスがいいと評判のお店へ行きました。

店に着き、席に着くまでは他の店と変わりは無い様でしたが、そこからは先は非常に行き届
いたサービスを受けることが出来ました。先ほど述べたような態度のスタッフはおらず、その店
のスタッフは手を上げる前に既に顔を上げた私の目線を察知して近寄ってきていました。さすが
に驚きました。偶然ではなくその後も(少しやり過ぎなぐらい)丁寧な接客態度でした。

出張者も「10年以上中国へ出張で来ているが初めての経験」と驚いていました。気分よく食事を
楽しみ出張者をホテルまで送り、紹介してくれた友人へお礼の連絡を入れると、その店に関す
る1つの噂を教えてくれました。

噂はこうです。ある子供連れの家族が店を訪れ、食後にデザートを頼むことになり、子供が
アイスクリームを食べたいと言ったそうです。しかし、店のメニューにはアイスクリームはありま
せんでした。すると注文を受けたスタッフが近くのコンビニまで行き、自分のお金でアイスクリーム
を買ってきてくれたそうです。

いかがですか。日本人からすると、さすがに過剰なサービスのイメージがあるかもしれませんが、
「お客のことを第一に考え行動する」という意味では正解ではないでしょうか。更に付け加えるなら、
前述した通りお客のことを何とも思っていないこの国で起きた出来事だったからこそ、画期的だっ
たはずですし、噂となって広がったのではないでしょうか。仮にこの噂が真実ではないにしても、火
のないところには煙は立たないのと同じで、この店がいいサービスを提供してきたからこそ、この
ような噂が出たのだと思います。

まだまだサービス面で満足いくレストランは多くありません。しかし、少しずつ変化が起きている
ことも、また事実です。今後このような店・人が増えることを期待したいと思います。

それでは今月はこのあたりで失礼いたします。 

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「日本で多くの人が利用している無料アプリのLINE。中国でも普及し始めています」

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このメールは、当協会主催(株式会社キャプテン後援)の「伝わる取説」 などの各種セミナーのご参加者をはじめメルマガ「こんぱす」配信にご登録いただい方々、以前に名刺交換させていただいた方々に送らせていただいております。

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○●— 最後までお読みいただき、有難うございました —○●

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