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    2015.2.16(Vol.068)

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    こんにちは、メルマガ 「こんぱす」です。

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 中国事情~上海の風Ⅱ   ■ 第67回 □

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☆明けましておめでとうございます。中国保険ブローカーの嶋倉です。

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今年最初のメルマガは次のテーマでお送りします。

  「年越し」

 皆さんもご存じの通り、中国では旧暦の春節を祝い、1週間ほど正月休暇になります。
我々日本人は西暦で過ごしていますので12月31日の大晦日が1年で最後の日となり、1月1日(元日)に新年を祝います。

上海に来て今年で3回目の年越しを迎えたわけですが、今回は年越しについて、日本との違い、そしてここ数年の中国の変化について書きたいと思います。

我々日本人にとって“年越し”とは12月31日、すなわち大晦日のことだと思います。
しかし中国で生活していると、毎年12月になって思うことあります。
 それは「年末感がない」ということです。当然なのですが、前述した通り中国では春節を祝うため、12月は年末でもなんでもない普通の月なわけです。
それでも日本人の私としてはどうしても「年末感」を求めてしまいます。

そもそも年末の雰囲気が感じられないのにはいくつか理由があります。

一つ目はクリスマスです。
どういうことかと言うと、日本であれば10月末にハロウィンが終わってから12月25日までは街がクリスマスモード一色になります。

至る所にイルミネーションが施され、街を色とりどりの光が包み込みます。

実はこのクリスマスまでの盛り上がりが12月26日からの「年末感」を引き立ててくれていると私は思っています。クリスマスが終わって26日になった途端に前日までの飾りつけが無くなり、一気に年末の雰囲気が出ます。あの感覚は独特です。

最近では中国でも若者たちの間でクリスマスを祝う風潮が出て来ましたが、実際に街の雰囲気を比べるとまだまだ日本とは違いがあります。
それ故、クリスマスが終わっても一向に「年末感」が出ません。更に言えば、中国はクリスマスの飾りつけ(ツリーなど)をすぐに片付けません。
ひどい場合は春先まで残っています。これではメリハリがありませんので雰囲気どころの話ではありません。
このようにクリスマスは年越しを迎える前の重要なイベントだと言えます。

次に二つ目の理由ですが、それは年末年始休暇です。
日本であれば仕事納めをし、数日休み年越しを迎えるのが一般的です。

しかし、中国は毎年12月31日まで仕事があります。当然郷に入れば…なのですが、31日まで仕事をしていると大晦日であることをついつい忘れてしまいます。
そして気が付けば31日の夕方になっていると言うわけです。これでは「年末感」は味わえません。
 それでも上海は国際的な都市であるため、毎年12月31日にカウントダウンイベントがあります。

今年は日本でも大きなニュースになっていましたが、上海屈指の人気スポット「バンド」で将棋倒しが起こり35名が亡くなる事故が発生しました。

このニュースからわかるのは、意外と中国人も西暦の年越しを1つのイベントとして楽しんでいるということです。
 しかし、数年前から上海の年越しイベントは縮小傾向にあります。

以前は観光スポットで花火が上がったりしていましたが、そのような大規模なものは徐々に減ってきており、今年の「バンド」でのイベントも、あれだけ人が集まったのにも関わらず、花火などはほとんど上がらず、現場にいた人からは不満の声も聞かれました。

ちなみに私は、帰りの交通が不便極まりないことを知っていたため友人たちと静かに家で過ごしました。

以上のようにこちら(中国)にいる日本人は何とも言えない年越しを過ごしているわけです。

そのため、年越しぐらいは日本でと、わざわざ休暇を付けて日本へ一時帰国する駐在員も少なくありません。

いくらこちらの生活に慣れて、文化に触れても、1年に一度自分が日本人であることを実感する瞬間が「年越し」かもしれません。

それでは今月はこのあたりで失礼します。

 

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「上海タワーもようやく完成間近です」

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