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>>>>> メルマガ「こんぱす」6月号 <<<<< ~グローバルリスクへの対応
2010.06.21(Vol.015)

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皆様こんにちは。 7月15日(木)と23日(金)、2週連続のセミナー開催が決定!

第一弾!
セミナー「中国仕様『取扱説明書』作成のポイント」(仮題)
― これだけは押さえて“中国リスク”を回避する ―のご案内です。

主催: 特定非営利活動法人 セフティマネジメント協会
後援: 株式会社 キャプテン 株式会社 エムアールエム

■中国では「取扱説明書」は国家強制基準
中国にはマニュアルや取扱説明書に関する国家基準「GB」が存在します。
国家が取扱説明書の品質まで管理(内容や中文と外国語の併記規定など)、このGB基準を徹底させることが重点施策で、日本のJISとは異なり国家強制基準に位置づけられています。

■気をつけたい消費者クレーム。『消費者権益保護法』が後ろ盾
また、消費者は製品に対するクレームを当局に訴える権利があり、その訴えが受理されるとメーカーに罰則が課せられます。1994年から施行された『中華人民共和国消費者権益保護法』の後ろ盾もあり、豊かになった近年の中国消費者の権利意識の向上は、米国以上のものがあります。製品の
「取扱説明書」の誤表記は訴訟に発展すると考えておくべきで、甘く見ることなく、その対策が大変重要となっています。

■日系企業など各種表示でミス、賠償請求事例後を絶たず。『製品品質法』に規定
消費者のこうした権利を保障する法律が『中華人民共和国製品品質法』です。この中には製品の各種表示に強制且つ具体的な規定(共通規定と特別規定を含む)を設けてありますが、進出している日系を始めとする外資企業は、これら規定への理解が足りずあるいは軽視したため、製品の各種表示においてミスをおかし、この間、たびたび消費者から賠償請求を要求されたり、または政府監督管理部門から処罰を受けたりしております。
セミナーでは、実際起きた外資企業へのクレーム事例も紹介し、その対策を解説します。

■“中国リスク”を回避する「取扱説明書」作成の重要ポイントを公開!
より広範な不特定多数の個人や企業に対してリスクマネジメントの啓蒙を行う当協会が、一昨年から「『伝わる取説』の作り方講座」【実践編】をテーマに開催しておりますが、この間、質疑応答などで中国に関する「取説」の質問が相次ぎ、また、中国事情に関するセミナー開催の要望も多数寄せられておりました。
中国関連ビジネスを展開中のメーカーを始め今後の展開を検討中の企業の皆様にとって、現地で必ずや直面するといっても過言ではない「危機」にいかに対応するべきか、中国における「取扱説明書」作成のポイントを解説いたします。

■満を持しての開催! 講師はお馴染みの山口純治氏
講師は「『伝わる取説』の作り方講座」でお馴染みの山口純治氏。的確で分かり易い解説が定評です。このほど満を持しての開催となりますが、この機会をお見逃しすることなく是非とも皆様方のご参加をお待ちしております。

○開催日時
2010年7月23日(金) 13:00~16:30(受付12:30)

○場所
機械工具会館 東京都港区芝5-14-15  TEL: 03-3451-5553
http://npo-safety.org/images/map_tky-kikaikougu.gif

○参加費用
一般参加企業 1名20,000円(税込)/NPO法人セフティマネジメント
協会会員 1名15,000円(税込)

○締め切り
7月21日(木)

■セミナー参加のお申込みは、下記のホームページにアクセスし、セミナー「参加申込書」に必要事項をご記入の上、FAXでご返送ください。
⇒ http://www.k-kaikan.co.jp/access.html

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第二弾!
「海外出向者への規定とメンタルヘルス対策」
-安心して出向してもらうために-

主催: 特定非営利活動法人(NPO法人) セフティマネジメント協会
後援: ジェイアイ傷害火災保険株式会社 (株)キャプテン  (株)エムアールエム

経済のグローバル化が進むなか、近年、特に中国を始めとするアジア諸国に向けた中堅・中小企業の進出には目覚しいものがあります。リーマンショックによる世界的な大不況を乗り越えた日本企業は、新しいビジネスの活路をこれら諸国に見出そうとしております。しかし、そこでどうしても後手に回りがちな問題は人事・労務面です。

海外勤務者に対して安心して海外勤務ができる労働条件の整備が急務になっています。海外勤務者の給与は日本で支払われていた水準でいいのか、赴任期間の目安は何年間が適切か、子女の教育費はどうあるべきか、赴任・帰任時の休暇の日数はどの程度がよいか、一時帰国を与える適切なタイミングはいつか、厚生年金・健康保険・雇用保険の労働・社会保険はどのように取り扱うべきか、等々世間水準と合わせてレクチャーいただきます。
さらに、安全配慮義務の観点から、日本と異なる労働環境から引き起こされる赴任後のメンタルヘルス対策についてもあわせてその留意点についてご講演いただいきます。

今回は、中堅・中小企業を専門に指導されておられる人事コンサルタント・社会保険労務士の内野光明氏に、海外での人事・労務管理を考える上で今すぐに役立つ具体的な事例紹介を中心にご講演頂きます。すでに海外に進出しておられる企業はもとより、これから進出を計画・検討されている企業にとりましても、避けては通れない喫緊の課題です。

この機会にぜひとも万障お繰り合わせいただき、多数のご参加をお待ちしております。

【開催要領】 

○開催日時
2010年7月15日(木) 13:30~16:30 (受付13:15)

○場  所   
東京都港区芝5-14-15  TEL: 03-3451-5553
http://www.k-kaikan.co.jp/access.html

○参加費用   
一般企業 1名5,000円(税込)/NPO法人セフティマネジメント協会会員 1名3,000円(税込) 
※ 当日、会場受付にてお支払い下さい) 

○締め切り   
7月13日(火)

【セミナープログラム】
開 会 
第一部  13:30~15:00(休憩)10分含む

海外出向者への規定とメンタルヘルス対策
-安心して出向してもらうために-

講師:内野 光明 ( うちの みつあき )氏 

15:00~16:30

「中国駐在員向け医療サービス」のご紹介
充実する24時間日本語対応の医療体制

「メンタルヘルスケア付き 海外旅行保険」のご紹介
従来の保険が同時に、企業の「メンタルヘルスケア体制」に!

【講師プロフィール】

内野 光明 (うちの みつあき) 氏
1972年生まれ。大学卒業後、大手板金加工機械メーカー人事部や社会保険労務士事務所、人事コンサルティング事務所を経て2009年にworkup人事コンサルティングを設立。中小企業を専門にした人事コンサルタントを行っている。社会保険労務士。
経営者の立場に立ち、課題解決型の「賃金制度」、育成とモチベーションアップを目指した「人事考課制度」および「リスクを回避した就業規則」を策定している。「経営者層のための人事・賃金セミナー」を商工会、企業等の主催によりほぼ毎月開催している。
最近は海外人事、残業手当の未払い問題、賃金カットの施策に注力している。『会社に安定と発展を!社員にいきがいと成長を!』をモットーに活動中。

■workup人事コンサルティング 社会保険労務士 
内野光明事務所:東京都北区豊島8-27-18-1901 (tel:03-6670-4502)
Email: uchino@workupjc.com  URL: http://workupjc.com

■必要事項を御記入の上、FAXでお送りください!
海外出向者への規定とメンタルヘルス対策

参加申込書 FAX: 03-5614-4477
特定非営利活動法人セフティマネジメント協会
事務局 (担当:大越、白田)
電話:03-5614-4755
2010年  月  日

企業団体名:

住所:〒
TEL: FAX:
参加者名: 役職・部署:
E-mail:                 @
参加者名: 役職・部署:
E-mail:                 @
申込締切日:2010年 7月 13日(火)

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中国の保険事情~上海の風  ■ 第15回 □ 

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ニイハオ!中国保険ブローカーの大八木です。
上海から、中国現地の保険事情やリスク対策に関する情報をお届けしています。

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ワールドカップが始まりましたね!上海でも大型テレビやスクリーンを導入して試合を観戦できるレストランやバーが続々登場、「寝不足だよー。」と言いながら出勤する人も少なくありません。夜中までテレビで試合を見て、目にクマを作っている人を中国のメディアでは「パンダ族」などと呼んでいます。

先日、空港で飛行機を待っていると、面白い場面に遭遇しました。搭乗口前の待合ロビーに置いてあるテレビに一人の男性がおもむろに近づき、携帯電話のストラップについている謎の機械を操作し始めました。
何をする気だろう?と思いながら見ていると、何とテレビのチャンネルが変わったのです。

携帯にテレビ用の小型汎用リモコンをつけていることにも驚きましたが、勝手に空港のテレビのチャンネルを変えてしまうことにもビックリ(もしかして常習犯?)。男性がワールドカップにチャンネルを合わせてテレビの前を立ち去ると、周りの人たちが「でかした!」と大喝采。搭乗口付近は、一気にスポーツバーのようになってしまいました。

この様子を見て、「すごく中国らしいなぁ」と思いました。この国のこういう自在なところ、とても魅力的に感じます。

● サッカーの試合にまつわる苦い記憶
サッカーの国際試合を見ると、思い出すことがあります。2004年に中国でアジアカップが開催された際、会場で熱狂する中国人観客から日本選手へ強烈なブーイングが起こりました。中国対日本の試合では、日本が勝ったことで大変な騒ぎとなり、治安部隊が出動しても事態が収拾せず、日本人選手とサポーターが深夜までスタジアムを出られなかったことを記憶しています。

これがテレビで大々的に放送され、日本人の中国に対するイメージがかなり変化したのではないかと思います。今回のワールドカップは、いい記憶として残ることを願います。

● 国には反感、人には好感
私はランニングが趣味で、よくスポーツイベントに参加します。そのとき、日の丸ピンバッジをつけて走ったりするのですが、これまで一度も冷たい態度を取られたことはありません。むしろ応援の声を掛けてもらうことが多いです。

とある中国人の友人が、「日本という国は好きではないけれど、一人一人の日本人には好意を持っている」と言ったことがありました。彼女は20代で、反日教育をしっかり受けてきた世代です。でも実際に会う日本人は、幸いなことにいい人ばかりだとか。

中国のマイナス面が多く報道されるテレビを見たりして、「中国がキライ」という日本人の多くも、実際に中国人と接すると、同じ複雑な思いを抱くのかもしれません。

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■ 筆者紹介
大八木 貴子(おおやぎ たかこ) 株式会社キャプテンから、中国大手の保険ブローカー・金誠国際保険経紀有限公司日本事業部に出向中。日系企業に対して、見込み客の信用調査や各種保険の見直し、プランニングサービスを提供し信頼関係の構築に努めている。2008年に日本女性初となる中国保険ブローカー試験に合格。今後の活躍が期待されている。
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○●— 最後までお読みいただき、有難うございました —○●

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