メールマガジンバックナンバー2016.2月号

北京での予定を終え、次は上海へ向かいました。

以前このメルマガでもお伝えしたと思いますが、北京と上海の両空港はディレイ率における全世界のトップ１、２を独占しています。
遅れるときは平気で3時間以上遅れるため、少し心配していましたが、ほぼ時間通り上海へ着くことができました。

夕方に上海虹橋空港へ到着し、まずはホテルへ向かいました。上海も北京のときと同様に冒険はせず、日本人がよく利用する虹橋賓館を選びました。
日本人が多いエリアに所在しており、多方面へのアクセスも比較的便利です。上海へ出張の際は是非利用してみてください。

北京ではホテルの部屋の広さに驚いていたHさんでしたが、すでに慣れてしまったようで、
特にホテルの部屋の何かに驚くことなくなりましたが、窓から見える上海の街を見て「明るいなあ」と仰っていました。
私も意識したことがありませんでしたが、上海は北京より街灯が多く明るい印象だったようです。そう言われてみると（場所にはよりますが）街灯は
上海の方が多く、明るいのかもしれません。

上海での行程は、ほとんどが郊外への移動でしたので、あまり街の様子を紹介することができませんでしたが、2日目の夜に時間ができたので、
1つぐらい観光も必要かと思い、一番有名な観光地のバンドエリアへ案内しました。

老舗の上海料理屋で食事を済ませ、相変わらずの会計の安さに驚きながら、これまた格安で夜景を見ながらお酒が飲めるバーへ案内しました。

次の日には日本へ帰国で、上海最後の夜ということもあり、今回の旅で感じたことなどを伺いました。
思い出せる限りで特に印象に残っているものを３つQ＆A方式で書きます。

Q．まずは、北京と上海へ来て中国についてどう感じましたか？
A．非常にエネルギッシュでまだまだ可能性のある国なのだと感じました。

日本では様々な報道がありますが、まだまだこれからの国だと思います。
やり方はいくらでもあるのではないでしょうか。

Q．今回の出張で何人かの中国人とも面会しましたが、その印象は？
A．皆さん日系企業で務めていることもあり、人として非常に素晴らしいと感じました。

日本語も非常に流暢でしたし、皆さんの政治や経済への関心の高さにも驚きました。

彼らとの交流はとても刺激的でした。

Q．今回はほとんど中華で通しましたが、食事面はいかがでしたか？

A．物は試しと、先入観なくいろいろなものを食べましたが、どれも美味しくいただけました。

日本では味わえない味付けが多く、本場の中華を知ることができました。

ただ味が濃いものが多いのであまり量はいただけないなと感じました（笑）

次の日、出張の全行程を終え、空港で2人を見送ったあとに1人でこの数日間を振り返っていました。

今回の出張中、Hさんを見ていて感じたことがあります。彼は一切の先入観を持たず、中国と中国人を感じ、そこから得られるものは吸収しようとしていました。
その姿勢を見ていて、少し懐かしい気分になりました。私も初めて中国へ来たときは、目にするもの全てが刺激的で、
とにかく多くのことを吸収しようとしていました。
初めてこの大陸に降り立ってからおよそ10年の月日が流れましたが、やはり初心に帰り、アグレッシブにダイナミックに行動してくことが大事なのだと感じさせられました。
この感覚を忘れることなくこれからもこの地で生きていきたいと思います。

それでは今月はこのあたりで失礼します。

※ ここ2回は出張記ということで、いつもとは少しタッチを変えましたが、

次回からはいつもと同じ感じでお送りします。