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>>>> メルマガ「こんぱす」2014.1月号 <<<< ~グローバルリスクへの対応
2014.1.31(Vol.056)
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こんにちは、メルマガ 「こんぱす」です。
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3月5日(水) 開催(東京)
取説はなぜ読む気にならないのか?
「伝わる取説」の作り方講座【実践編】
セミナー
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■ 開 催 要 領
○開催日時 2014年3月5日(水) 10:00~15:30(受付9:45)
※ 15:40から事前予約限定 3社に対して「取説」無料相談(1社10分程度)。
☆先着順となります。
必要に応じて貴社の「取説」をご持参下さい。
○場 所 機械工具会館 3F会議室 東京都港区芝5-14-15
TEL: 03-3451-5553
http://www.k-kaikan.co.jp/access.html
○参加費用 一般参加企業 1名様/ 14,000円
協会会員 1名様/ 10,000円
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〇申込及び 添付の参加申込書に必要事項をご記入の上、当協会へFAXで
支払方法 お申し込み下さい。お申込みいただいた方には、事前に請求書と
受講票を送付しますので、指定の口座へお振込ください。
*振込手数料は、貴社にてご負担下さい。また、「振込金受取書」を領収書に
代えさせていただきます。
〇 定 員 30名(申込み順)
〇申込および 特定非営利活動法人 セフティマネジメント協会
お問合せ先 事務局(担当:白田・高盛)
TEL:03-5614-4752 FAX:03-5614-4477
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中国事情~上海の風Ⅱ ■ 第55 回 □
http://www.captain-inc.com/chugoku.html <http://www.captain-inc.com/chugoku.html>
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☆皆さんこんにちは、中国保険ブローカーの嶋倉です。
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今月は次のテーマでお送りします。
「自律公約撤廃の動き」
珍しく本業である保険ブローカーとして情報を発信したいと思います。
まず自律公約について簡単に説明します。自律公約とは、保険業界の
合理的利益を保護するため、不当な価格競争や利益供与の禁止等について、
一定地域内(省、市など)にある財産保険(日本で言う損保)会社等の保険業
従事者間で合意した規定のことです。内容については各地域で差がありますが、
最低保険料や仲介手数料率の上限について線引きがなされています。
これによって保険会社は一定の保険料収入を確保できると同時に、仲介業者
からの不当な手数料要求を受けなくて済むようになりました。開始時期は各省
によって違いますが、いずれにせよ2000年以降に始まった制度です。
ちょうど中国の経済が右肩上がりで成長を続け、それに伴い保険市場も急速に
拡大していた時期で、様々な制度の整備が必要でした。
その結果多くの省で自律公約が整備され、各種保険に最低料率が設けられて
いました。そのためローカル(中国保険会社)も外資も各保険会社はサービス面
に力を入れて、差別化を図ろうとしてきました。そういう意味では日系の保険会社
はローカルの保険会社と比べて、サービス面やノウハウの部分で一日の長があった
ため、ある程度の競争力を確保することができていました。
そんな中、昨年大きな動きがありました。いくつかの省で複数の保険会社が結託
して自律公約で決められている料率よりも高い水準に市場価格を操作していたこと
が発覚し、保険監督管理委員会より多額の罰金が科せられました。そしてこのこと
がきっかけなのかはわかりませんが、6月には浙江省の自律公約が撤廃されました。
杭州などには日系企業も多く進出しており、日系保険会社も1社進出しているため
影響があることは必須です。その他の地域については現在確認中ですが、江蘇省も
そのような動きがあるそうです。
自律公約が撤廃されるということは料率が自由化されるということです。そうな
ると各保険会社は激しい競争を強いられます。その時に恐らく一番困るのが日系各
保険会社です。日本ではメガ損保と言われていても、こちらでは損害保険市場の
保険料収入で他の外資と合わせてもシェアは全体の1.21%(2012年度) ほどしかあ
りません。つまり、競合になった場合は保険会社としての体力に差がありますので、
どうしてもローカルの保険会社に分があります。
一部関係者の話ではこの自律公約撤廃の流れは今後全国へ広がっていく可能性が
高いそうです。そうなったときに日系の保険会社は企業として大きな舵取りを迫ら
れるのではないでしょうか。
今後の動きに注目したいと思います。
それでは今月はこのあたりで失礼します。
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一言、「ローカルの市場です。値段もかなり安いですが、品質の保証はありません。」
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