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2015.8.31(Vol.073)
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こんにちは、メルマガ 「こんぱす」です。
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中国事情～上海の風Ⅱ ■ 第72回 □
http://www.captain-inc.com/chugoku.html
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皆さんこんにちは、中国保険ブローカーの嶋倉です。
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中々鬱陶しい時期になりましたね。
上海に住んでいる人に驚きは無いかもしれませんが、初めて上海に来た方は必ずと言っていいほど驚くのが、上海は日本食が充実しているということ。
私も普段から知人たちとよく利用しますが、その数はかなり多く、毎回店選びに頭を悩まします。長く上海にいらっしゃる方は理解頂けると思います。
それでは、まずはエリアについてお伝えします。もし日本から来た際に現地の駐在員がいない場合は以下のどこかに行けば大丈夫！と言うものを列挙します。
・仙霞路×安龍路
・婁山関路駅
・古羊路×宋園路
・嘉頓（オバマ）広場 延安西路×伊梨路
・真珠城 延安西路×虹梅路
このエリアを抑えておけば日本食は間違いありません。上海に来たばかりの人も、是非、覚えて下さい。
次に味についてですが、これは賛否両論あると思いますので、個人の感想としてご覧下さい。
私たちが普段行くような普通の居酒屋は基本的には「まあまあ美味しい」と言えると思います。しかし、残念ながら日本食はやはり日本で食べる物が一番です。
上記した味についてですが、実はコストパフォーマンスを考えてしまうため、どうしても「まあまあ美味しい」という評価になってしまいます。もちろん高いお金を払えばそれなりの物が食べられますが、コストパフォーマンスで見れば圧倒的に日本で食べる方がお得な訳です。
普通に飲み食いする人たちが集まって食事に行った場合、最低でも1人200元はかかります。日本円にすると約4000円です。200元はあくまでも最低ラインで、300元を超えることも珍しいことではありません。ちょっと想像してみてください。
日本で6000円払えば、かなり美味しい物を食べることができます。
前回の春節に日本に戻った時に、食事代を元換算してみると、どの店も驚きのコストパフォーマンスでした。それを知っている私たち日本人からすれば、上海の日本食は本当に味の割に高い訳です。
しかし、何も知らない中国人からすれば、それが普通ですから何の問題もないようです。そういう客を狙って流行っている日本食屋さんがいくつもあります。
今の中国は外食ブームなので、あまりコストパフォーマンスは関係ないのでしょう。
少し話が逸れましたが、お店側も様々な苦労を強いられているようです。
3年前より極端な円安になったため、お客側から見ればどうしても高く感じますし、それに加えて中国の急激な物価の上昇も重なり、正にダブルパンチなわけです。
そのため、値段は据え置きでも少し量を減らしたりしながら対応している店も少なくないようです。先ほど200元＝4000円としましたが、3年前のレートであれば2500円でした。これだけレートが円安元高に傾いたら仕方ありません。
お店側も必死に努力しているということです。
いずれにせよ、困った時に日本食があるというのは、日本食がまったくない街で
生活したことがある私からすればありがたいことですね。
日本人の数も以前に比べてかなり減少傾向にあります。その中でこれらのお店が如何にして生き残っていくのか、また中国人の味覚がどのように変化していくのか、非常に楽しみではあります。
それでは今月はこのあたりで失礼します。
「日本で人気の俺のフレンチ＆イタリアンが上海にできました」
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本メルマガは、6月にお送りする予定であったメルマガとなります。
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