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2013.12.27(Vol.055)
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こんにちは、メルマガ 「こんぱす」です。
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中国事情~上海の風Ⅱ ■ 第54 回 □
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☆皆さんこんにちは、中国保険ブローカーの嶋倉です。
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今月は次のテーマでお送りします。
「善意」
今月は次のテーマでお送りします。
中国で生活していく上で、注意しなければならないことがたくさんあります。
それらを知らなければ思わぬ事態に巻き込まれることもあります。
今回はそのうちの1つを紹介したいと思います。
このメルマガを読んでいただいている方のうち、ほとんどが日本人だと思いますが、
皆さんに質問です。
Q:街中で倒れている人がいたらどうしますか?
ほとんどの方が「助ける」と答えたと思います。
しかし、ここ中国では助けてはいけないのです。助けてはいけないと言えば少し
語弊があるかもしれませんので、違う言い方をすると「関わらないに越したことはない」のです。
どういうことかと言うと、下手に善意で助けようと声をかけると忽ち「お前のせいで怪我をした」
などと言いがかりをつけられ、その後、慰謝料まで要求されることがあるのです。むしろそれが狙いです。
最近、北京で実際に自転車に乗った外国人が倒れているおばさんへ声をかけたら、言いがかりを
つけられ1,000元以上を支払わされるという事件が起こり、ニュースになっていました。
言いがかりをつけられても事実無根ですし、大丈夫だと思うかもしれませんが、その詐欺師ともめて、
そこに警察が来てしまったら最悪です。中国人と日本人が当事者の場合、残念ながらこの国の警察が
日本人の意見を素直に聞いてくれることはまずありません。明らかに中国人側に否があっても聞く耳を
持ちませんし、このようなケースでは通常街中に設置されているカメラから状況を確認できるはずなの
ですが、確認を依頼すると「カメラは故障中だ」なんて言われたりします。
上記は外国人特有のケースですが、根本的には中国人同士でも同じです。これらの理由で中国では
倒れている人を見ても見ぬふりをして通り過ぎていくことがベターとされています。
なんだか悲しい現実ですね。実際、交通事故も頻発するこの国で倒れている人の全員がこのような
詐欺師だとは思いませんが、一見しただけでどちらか判断するのは非常に難しいのも事実です。
どのような対応をすべきなのか日本人の私は未だ答えを出せずにいます。
また、どれだけ注意をしていても面倒事に巻き込まれること無いとは言い切れないと思います。
最後に上記のようなケースで警察に連れて行かれた場合に備えて有効な対処法をお知らせします。
全く事実無根の場合、もしくは相手側に100%否がある場合は、警察に状況を説明して、聞いてく
れないようであれば領事館へ連絡を入れましょう。警察の人が一番嫌がる方法です。
つまり事を大きくしたくないのです。その後、領事館の人が来ればようやく真実を伝えることも
可能になります。余程深刻でない場合、たいていはこの方法で解決できます。
是非、覚えておいてください。
今後も機会があればこのような中国の生活における注意点について配信していきたいと思います。
それでは今月はこのあたりで失礼します。
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「上海の空気はどうやら過去最悪の水準らしいです。
(12月6日12時撮影@金融街)」
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